陥落

毎日蜂の観察のために職場に来ているわけではないがそう思われてもしかたがない。
形状が薄っぺらくなってきたところからして中にはハニカム構造の巣がかなり出来てきていると思われる。

夕方総務のにいちゃんが蜂駆除業者を連れてきてこれから薬剤散布をすると言い出した。
前回のこともあり薬で我々がやられちゃうんじゃないの？って聞けば以前の薬は昨年から使用禁止になったとか。
それじゃやっぱし前のはやばかったんじゃないかぁ。
窓ガラスを少し開けてそこから薬剤を散布する。群がっていた蜂が落ちると中には扇のような巣が出来ていた。
とどめのごとくモップの柄で書き落とす。

ビルの下ではギャラリーが集まっていたが薬剤かかってるんじゃないのか？
来週から会社にいく楽しみがひとつ減ったことは確かである。