昨日買物の帰り道、うちのドライバーがインド絵画に興味はないかと聞く。
なんでも知り合いがその筋の商売をしているとかで安く手に入れられるらしい。
絵画には興味はあるが、インド絵画はまったく未知の世界である。
しかし、まぁどんなものか見るだけでもと思い今日の昼過ぎに連れて行ってもらった。
偶然2日前のデリータイムスにはインド絵画に関する特集があり、ネットも駆使し
少しは勉強しておいた。
ディフェンスコロニーの近く、なんとも怪しいマーケットに入る。
どうやら額装店らしい。工場にもぞんざいに大型絵画が立てかけてある。
いまいちパッとしない。でかいものばかりだ。
少々がっかりしていると離れにもたくさんあると言う。
30mほど離れたギャラリーと言うにははばかられる
なんともあやしい地下室には新聞で見たばかりの
著名アーティストの巨大絵画がごろごろと
無造作に立てかけてあるではないか。
いやはやびっくりである。
数十万円から100万円を越えるような大物まで。
こういった高額絵画の流通する市場がここにはある。
もちろんひとたび高級ギャラリーに渡ればそれこそ価格は跳ね上がる。
ここならではの価格で譲ってくれるらしい。
日本に持ち帰ってウサギ小屋に飾れるサイズ、いくつか見繕った。
そのうちのひとつがこれ、
Thota Vaikuntamのペインティング。
私のインド受取給二ヶ月分を超える価格。
原色使いの有名な作家だが単色で気に入った。
もう一枚、たくさんの絵画のうしろに隠れていた小品。
いなかの少年の素朴な肖像。
わけあってお見せできないが、これがすばらしい!
水墨画のようなタッチで私の琴線に触れた。
なによりネームバリューがただ事ではない。
でもお教えできない。
そしてもう一枚、ネームバリューはないものの自宅に飾ってもよいかなの水彩画一枚。
3枚のうちどれにしようか、画像を撮らせてもらって数日後に又来るよってことに。
しかし、しっかり三枚お借りしてまいりました。
自宅でしっかり見ているとやっぱりみんな欲しくなるなぁ。
でも、本当はこいつを一番欲しかったんです。
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