一時帰国の目的の一つに定期健康診断がある。
日本勤務であれば法律で定められた年一回の検診があるが
特地であるインド駐在員は半年ごとにおいしいバリウムサービスがある。
私の日本勤務先には十分な健康管理センターがあり診療行為もできる。
バリウムによる胃の透視検査は2機の設備を持ち、毎年所員の検査に
活躍している。
今日はその検診で日本での勤務先まで車で出かけた。
昨夜の夕食後いっさいの飲食は制限されているので腹ペコだ。
はやくバリウムを飲ませてくれ!
大小提出物と引き換えにバリウム券をいただく。
その他、目、耳、心臓のチェック、血を三本吸い取られ小一時間の検査は終了。
手土産にピンクの小粒を2錠とカロリーメイト半パック。至れり尽せりだ。
職場に顔を出すと余計な用事を言いつけられるので近寄ることはしない。
本日の結果次第では先々予定が変わることもある。かつてバンコク経由で
帰印の際にCAに耳打ちされ、そのままバンコクの病院に運び込まれた
気の毒な駐在員もいたりするのだ。予期せぬ一週間のバンコク滞在が
ベッドの上とは慰める言葉もなかった。
結局この駐在員自覚症状もなく、日本での検査結果に過剰反応した
会社の対応が一番問題だったんじゃないかと今では笑い話となっている。
駐在任期最後の健康診断。不都合のない結果が出、あと半年
何事もなく過ごせることを祈るばかりである。
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