じゃんく王デリーに住む

R-day

今日はインドの共和国記念日。
1946年にインドがイギリスから独立し、1950年に憲法が施行されたことを記念した日。
独立記念50周年を祝って、1996年に設立された日で、今回ちょうど１０回目の記念日になるわけだ。

祝日だがメイドのマリーさんは特別に休みを要求しないので、今日はコロッケの作り方を伝授することになっていた。
半分まかせながらやってたら、じゃがいも茹でるのに焦がすし、小判形にするのが下手だし。
見てたら最初は右手だけでまとめてるから、そりゃ無理だってんでラップを使って丸める方法を教えた。
気使ってくれてんだってちょっぴり安心したりして。
今夜はコロッケが食卓に出ることだろう。

昼過ぎ暇なんで、近くだけど行った事のないムニルカマーケットに行ってみる。祝日だから閉まってる店も多いが食べ物屋はだいたいあいていた。きちゃないマーケットだけどインドらしいね。
帰り道、昨日買いそびれたインド国旗を辻で売る母娘に遇った。英語でいくらだと聞いてもさっぱり通じず、交渉の余地なし。
せっかくだから写真だけ撮らせてもらった。
買ってあげてもよかったかなと、あとで後悔した。

続・交差点の物売り

明日は共和国記念日で休日である。夏の建国記念日前もそうだが、記念日前には決まってインド国旗の物売りが現れるものだ。ビニールに印刷されたインド国旗をストローにホチキスで止めただけのちんけな旗だが、いまだに入手していない。今朝こそはねぎって買ってやると決心し臨んでいたのにすっぽかされた。
なぜだか知らないが今年は旗売りがこない。
くるのはマリーゴールドの花環売りだけ。
別におめでたいことも無いんで、とりあえず花環はいらないんです。

交差点の物売り

通勤途中や車で移動の途中、交差点で止まるたびに買物が出来る。あるときはカット椰子だったりボールペンだったりガネーシャの石膏像だったり。どれもこれもイラネェものばかりだが唯一トライしたいのがこの三角ナッツである。たぶんピーナツを水あめかなにかで固めたものだろうが、日本でも同じようなお菓子はある。小腹がすいた時にちょっとかじりたい。
ピーナツは安心だが、固める工程がちょっと不安ではある。しかしまぁ、比較的大丈夫な部類ではなかろうか。
ひとつ５ルピくらいだったら買ってみたいな。

キャメルライド

朝の通勤路、ＮＨ８。
種々雑多な交通手段が混在する。
異様に眼を引くのがゾウとラクダである。
やはりでかいからか。
このラクダも本来は乗用ではなく、運搬用ラクダ移動中って感じか。
工場なんかに行くといまだに物資運搬にラクダが歩いているから。

新婚旅行で行ったチュニジアで砂漠のラクダに乗ったことがあるが、見晴らしは良くて気分は良いが乗り心地はキビシイものがあったと記憶している。

菜の花畑

用事でＮＨ８を南下、ダルヘラに行く。
ＮＨ８沿いには工場も多いが他はほぼ畑である。
今の時期、菜の花が見事である。
日本で言えば春の陽気、ハリアナの春は近し。

英語では可憐な花になぜにこんな名前が付いているのだろう。
インドの菜の花畑は、危ない蛇でも居そうだから踏み入れないほうがよさげだが。

足りないプロパンガス

今年のデリーは暖かくストーブの出番も少ない。しかし折角買ったストーブだから意地でも使いたい。弱の位置で細々と使っていたが今朝燃料のプロパンが切れた。
ストーブの裏にはこんな赤いシリンダーが鎮座している。台所で使うガスと同じである。
法律で家人一人当たり２シリンダーの所有が認められているとか聞いたがブラックマーケットでお金さえ払えばシリンダーの追加は可能らしい。しかしかなりの高額なので私は台所の予備シリンダーをストーブに充てている。
今朝メイドさんに次のリフィルを注文するように頼んでおいたが、帰宅したらもう届いていた。去年は１週間来なかったこともあったが。
料金はガス１４．２ＫｇでＲｓ２８１．６である。去年よりすこし値上がりしたなぁ、なんて思いつつ重量のチェックをする。が～ん、まただ。
ボンベ重量１６Ｋｇと中身１４．２Ｋｇの合計３０．２Ｋｇのはずが２６Ｋｇしかないじゃん。あしたメイドさんにクレーム付けといてもらおう。
だけどマリーさん、ホントに重量チェックした？

菩提樹の木の下で

昨夜帰国してなにやら外が工事で煩かった。朝方見てみると隣のアパートとの境の壁が壊れていて、その補修工事をしていたようだ。しかしなんでこんな穴が空いてんだろうとピンと来なかった。
朝飯を食べ、ちょっと庭の様子を見ようとベランダに出るとなんだか様子がおかしい。あるべきものが無いのである。
そうだ、となりの家の巨大な菩提樹の樹が無いではないか。メイドに聞くと私が帰国していた間に取っ払ったらしい。樹の大部分がウチのアパートの敷地に被っており、こちらの大家からクレームも出ていたようだ。
鳥やリスなどの小動物もやってきてなかなか癒されるいい存在だっただけにちょっぴり残念な気分。だけど視界の大半をふさいでいたものが無くなり、これからは天体観望の時間に制約が少なくなったという副産物は大歓迎であった。

左が2003年のデワリの頃、パラボラアンテナがあったりする。
右が今朝、奥に新しいフラッツも建設中。

私はもうここでは悟りを啓けない、残念っ！

デリーに戻る

２週間の一時帰国を終え、本日帰印した。
冬場のJAL４７１は午前発、自宅を６時前に出なければならない。
今日は平日なので家族の見送りは最寄の駅まで、娘も早起きして見送ってくれた。

今回の一時帰国は正月明けだったので、愛知の実家にも帰らず埼玉の自宅でゆっくり過ごすことができた。
冬休み中は娘と一緒に過ごす時間を大切にってことでいろいろ出かけたが、おとといパオから帰った日の夜はまたまた大泣きであった。がまんしていたんだろう、いじらしい。

帰国時は土産のレトルトカレー満載だったスーツケースは今度は趣味のもの満載。４０Lのクーラーボックスは冷凍食品満載。次回の帰国が半年先までにあるかどうか判らないが、最長半年は食いつながなければならない日本食材なのです。

パオに泊まる

帰国中に家族で旅行に行こうということでこの寒いのに近場のキャンプ場にあるモンゴル式住居パオに泊まりにいった。家から小一時間のところにあるリフレッシュリゾートゆうパーク越生である。施設内ではいろいろなお風呂も楽しめる。天気さえよければ満天の星空も楽しめるはずであった。
天気予報では低気圧の影響で関東地方は大雪の恐れあり。キャンセル料金もったいないので強行軍となった。
降り止まぬ雨の中、だだっ広いパオに家族３人、施設閉館時間まではお風呂に入ったり食事をしたりゲームをしたり。１０時前にパオに戻り、することもないのでうるさい雨音を聞きながら早々と就寝。幸いエアコンが付いているので寒くはなかったが。
恐れていた雪には見舞われず不幸中の幸い、娘はちょっぴり残念そう。
頼んでおいた朝食はこれがまたすごく豪華でビックリであった。７３５円の朝食には刺身はつくは煮物はつくは。寒い雨の中、パオなんかに泊まった哀れな家族にスペシャルサービスなんだろうか。
散々なひとときのようで実はなかなか楽しかったです。

天文裏オフ会

星見好きの掲示板のオフ会を私の帰国に合わせて企画していただいた。場所は新宿にあるインド料理店、新宿ボンベイである。
店内は金曜日とあって大変な賑わいである。

星見はまさしく暗いところで行われるので、声は判るが顔は知らない人もいる。しかしネット上では付き合いは長く、みな気の置けない仲間である。機材の話、ヤフオクでだれが何を落としたとか、ネット上の人間関係とか、話題に事欠かない。

さて、ここの料理はいかが？
タンドール大皿３０００円弱、うん、おいしかった。
カレーはダールとほうれん草のパニールとキーマカレーをチョイス。皆さんおいしく満足な様子。
日本で食べるインド料理はやっぱり特別なものであっておいしいです。
でもキングフィッシャー小瓶が６８０円！これにはちょっとビビリました。