じゃんく王デリーに住む

１２輪

なんとも奇怪なかたまりであった。
画像を確認するまで状況がつかめなかった。

荷物運び用リキシャの新車と下肢に障害を持つ人用の手漕ぎ三輪、それらのスペアホイルを運ぶリキシャワーラー。
しかし良く見ると、運んでいるリキシャの荷台の下にはスクーターの動力部がくっつけてある。インドでよく見かけるハイブリッド？？？リキシャであった。

トリオ

同じような背格好の３人が当然のごとく乗車しているとインドには３人乗車のバイクが存在すると思われるかもしれない。
ヒーローホンダのアンビション。そう、Ｂｏｙｓ　ｂｅ　ａｍｂｉｔｉｏｎ　のそれである。
ごく普通の１３３ｃｃのモーターサイクルである。

ところでバイクの主体色に合わせたビニール袋がナイスである。
しかし、トリオといえばシクシク、ヘララ、イカリーとレアな話題に持ち込みたい私の野心が顔をのぞかせる。
あぁ、また意味不明に一日が過ぎていく。

夏、到来！

短い春も終わり花々も競い合うように咲き乱れほとんどが散ってしまった。
夜になって室温はついに３０度を超えた。
湿度が低いのがまだ救いである。

我家はデュプレックスといって日本式に言えばメゾネット式、２階層のアパートである。日本式に言うところの一階にリビング、メインベッドルーム、台所があり、２階には３つのベッドルームがある。３つのうちのひとつがこの画像のパソコン部屋なのだが、実は１階と２階では室温が１度以上も違うのである。うちの上にはもう２階あるのだが、大家さんがいる最上階は日照りもありさらに暑いはずだ。

今週２６日はホーリーのお祭りである。秋のデワリを考えるとここデリーでは、暑さ寒さも彼岸から、ということになろう。

陥落

毎日蜂の観察のために職場に来ているわけではないがそう思われてもしかたがない。
形状が薄っぺらくなってきたところからして中にはハニカム構造の巣がかなり出来てきていると思われる。

夕方総務のにいちゃんが蜂駆除業者を連れてきてこれから薬剤散布をすると言い出した。
前回のこともあり薬で我々がやられちゃうんじゃないの？って聞けば以前の薬は昨年から使用禁止になったとか。
それじゃやっぱし前のはやばかったんじゃないかぁ。
窓ガラスを少し開けてそこから薬剤を散布する。群がっていた蜂が落ちると中には扇のような巣が出来ていた。
とどめのごとくモップの柄で書き落とす。

ビルの下ではギャラリーが集まっていたが薬剤かかってるんじゃないのか？
来週から会社にいく楽しみがひとつ減ったことは確かである。

赤い紐

今朝勤務先のビルに入る直前、飼い牛の小集団が車の前を横切った。黒々とした体格の良い、水牛だろうか。最後の一頭、なにやら赤い紐をおなかに巻いている。
お祝い事やお祈りの時に手首に巻いてくれる紐とおんなじ意味なのだろうか。
一頭だけだったけどね。

蜜蜂の奇行

先週の１０日からやってきた蜜蜂の大群がまだ駆除されずに生き延びている。おととしの薬剤の残留成分はさすがになくなっているのか。蜂の固まりも形状が変化し、毎日の観察が楽しみでもある。

夕方、暗くなってきたらなにやら窓の外がやかましい。
ブラインドをめくってみるとびっくり、部屋の明かりにむかって蜂たちがガラスに激突してくるではないか。
ガラスの外側にはびっしり蜂がへばりついていて蜂のお腹フェチにはたまらない画ではある。
このような光景は過去にも例がない。

裏側

空港からラディソンホテルに抜ける道沿い、巨大な露店ばかりのショッピングモールがある。
Ｙ字棹を使わなければとれない高さまで陳列した衣類の数々。どれもこれもはでやかな色合いではある。日本円で１００円くらいから購入できそうな、どれもこれも似たようなモノが道沿いいっぱいに、壁のごとく広げられている。
表側も見てみたい。

一つ星ホテル

ＮＨ８沿いラディソンホテルの少し手前にあるホテルである。
小奇麗なこじんまりしたホテルではある。
ホテルの名前はずばり「ＳＴＡＲ」。
地図にも載っている。

しかし我々からは一つ星ホテルと呼ばれている。

露店商

なんともシンプルきわまりない。
朝の通勤途上、バス停からすこし離れたところに店を広げる。広げると言っても発泡スチロールの箱が店のすべてだ。
それでも通りかかった客が”タバコ一本”とか買っていくようだ。

ちょっと休憩

本日日本に本帰国するSさんを見送りに夕方空港へと向かうＮＨ８での光景。ナショナルハイウエィと言えどもなんでもありだが、象に遇えるのはまれである。月に一度くらいか。
今日も車道をノシノシ歩いているのを発見し喜んでいたら、その先で別の象が、というか象に乗っている象使いが一休みしているところだった。象にもなにか買ってやったのかなぁ。