おいしいものがどこにでもあるここタイで、なにもファーストフードを食べなくてもと言われる方も多いと思われる。しかし日本に比べればおよそ半額で同様のメニューを食べられるから、ジャンキーな食物を摂取したい向きにはありがたい。かく言う私も実はじゃんくフード大好きである。
最近は日本のマックもこなれた価格でたびたび食してはいたが、ケンタにいたってはただの鶏のから揚げになぜにあそこまで大枚はたけるものだと、もう何年も食べていなかった気がする。
しかしタイに来て、なぜか無性に食いたくなった。
3ピース89バーツ。日本の約半額。
食べてから、2ピースで良かったかなとちょっと反省。
タンドリーチキンの方がやっぱりうまいや。
タイでも鶏のから揚げと言えばガイトーがあり、KFCの価格は現地の人にしてみれば大変な出費と思う。
対するマックは値段こそタイ物価としては高いが、もともとタイ食文化からはなれたレパートリーでタイ人も高級レストランのつもりで食事ができるだろう。
インドでも成功したマクドナルドと失敗したKFC、よく比較されるものだ。
ビーフ命のハンバーガーをきっぱり諦め、現地の要件に合わせた商品戦略を打ち出したマックとタンドリーチキンはあればベジタリアンも多いインドの地に無謀にも鶏のから揚げで勝負をかけたKFC。
バンガロールに店舗があるだけとのうわさも聞くし、存在意義すら不明である。
タイではメニューにさして特別なものはないようだが、
タイのドナルド君の姿勢はタイ人の琴線に触れる。
余計なお世話かもしれないがケンタのサンダースさん、
郷に入っては郷に従いましょうね。
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