張りぼて製作を見学したあとフラッツに帰りがてらドゥルガ・プージャを見て回った。
ダシャラのお祭りは女神ドゥルガを祀ることであって、それとラーマヤナの関係が
実はよく分からない。
地域でお金を出し合ったり、地区の有力者が寄付をしたり、ここぞとばかり競い合って
豪華なドゥルガ像を制作する。
今朝の新聞にもデリー界隈で飾られたドゥルガ像のコンテスト勝者の画像があった。
これらの受賞地区はそれはそれはすごい人だかりとなり見に行きたくとも遠慮して
ごくごく近場のこじんまりとした会場に連れて行ってもらった。
プージャ会場入り口はどこもこんな感じに飾られていてすぐ分かる。
昼間だから閑散としているが、夜はすごい人だかりらしい。大晦日に初詣にでかける勢いと同じである。
テントで覆われた中では祭壇にドゥルガ像が祭られたくさんのお供えものが置かれ僧侶がプージャをしている。女神ドゥルガはキレイなお顔に似合わずライオンを従えた戦いの女神なんだそうな。
デーヴィー・マハートミヤによればかつてインドラをはじめとする古い神々がアスラ軍から天界を追われその時応援を求められたシヴァら数々の神から産まれたのがドゥルガであり、アスラの王マヒシャを倒したということだ。
これらきれいに祀られたドゥルガ像も明日の最終日を終えるとガンガーに流される。
ここいらではガンガーの支流、ヤムナ川まで担いで行きすべてのドゥルガ像が流されるらしい。
フラッツまでの道すがら見つけた会場を訪れる。どこもいろいろな趣向をこらし祭壇も独特だ。
右は御近所のKali Mandirのもの。規模は小さいが人だかりはすごかった。
うちの運ちゃん、外で待ってるってのはなにか訳でもあったのか?
来場者をあてこんでこんなミニ遊園地まで設置している。夜は賑わうことだろう。
会場周辺には出店や屋台もたくさん出ている。ハヌマーンのお面と剣を手に入れて、君もラーマヤナの英雄を演じよう。
最後に、プージャ会場を出ようとしたとき呼び止められた。なにかいけない振る舞いでもしたのかとちょっとあせったが
実はこんなお土産を頂いたのであった。小さく切った果物と揚げ菓子とミタイ。至れり尽くせりなインドのお祭りである。
せっかくのお祭りなのに休みといえばゴルフばかりしていたり
何をしに行くのかタイにタイ在してみたり。
多くの邦人がお祭りを楽しまないねって運ちゃんもこぼしていました。
やっぱ郷に入らばの精神で彼らと一緒になって楽しんじゃったほうが
インドの人もうれしく思ってくれるみたい。
れんさん、インドってなんやかや理由をつけて年中お祭りだと思うのですけど。
人生すべて神のみぞ知るすべて決まったことですからしょうがないですよね。
投稿情報: いそた | 2005.10.13 20:53
こんちわです。ハッピーダシャラーです。
インドの祭りってよく分かんないもの多いですよね。ドゥルガー・プージャーのお話とラーマのラーヴァナ退治のお話は、まったく別モノらしいっすよ。まあどちらも悪魔退治して、やっぱヒンドゥー教ってサイコーサイキョーイェーイ!!って大興奮ってのは同じっすけどね。しかし元はホーリーとかと同じように、収穫祭なんでしょうか。まあでもけっきょくはどうでもいいんでしょうな。休んで遊んで喰って唄って踊って...。
インドも年中お祭りだったら、もっとインド人明るくなって、もっと発展すると思うんですけどね。ピース。
投稿情報: さぶずぃや庵 | 2005.10.12 16:08
いそたさん、TBありがとうございました。
ドゥルガープージャ会場、夜はどこも行列しないと入れないほど
でした。もちろん駐車場を探すのも一苦労。うちは運転手さんが
ベンガリなので、抜け道から……ベンガルロール(薄焼きロティに
チキンや卵焼きを巻き込んだもの)と魚フライを食べてきました。
へっへっへ。
投稿情報: Blue Lotus | 2005.10.12 14:35