じゃんく王デリーに住む

アクセス ４万

ブログを始めて一年と少々。
ついにアクセス４万ヒットにたどり着きました。

残り２ヶ月弱の駐在任期満了までに
念願のアクセス５万ヒット達成なるか。
みなさん、変わらぬ御支援をお願いいたします。

毎度毎度で恐縮ですが
ぐわんばります！

どうでもいいことですが過去の記録は以下。
　アクセス１万ヒット
　アクセス２万ヒット
　アクセス３万ヒット

次回５万回めのアクセス記念、インドで迎えられるだろうか。

花園

今朝は家を出るのがちょっと遅れて会社到着は実は滑り込みアウトだった。
しかし会社到着一歩手前、NH8から折れ曲がるIFFCO　Chowk　いつもはリキシャワーラーがたむろするこの場所がなにか華やいだ雰囲気だ。
なにやら若い娘の集団がバスでも待っているのだろうか。

年の頃なら大学生か、総勢５０人はいるだろう。
しかしジーパン、Tシャツを着た今時のイケイケちゃんは見当たらず。

派手な色使いではあるもののほとんどがパンジャビドレスを身にまとう。

いつもはぐて～と客待ちしているリキシャワーラーもこの集団に押しのけられてかほとんど姿を見せない。取り残されたリキシャにちゃっかり腰掛けちゃってる娘までいる始末だ。

しかし、朝から華やかで結構なことです。

二の腕

　腕枕で夢見心地になるよりも

　ウエスタンラリアート食らって

　気絶するほうが手っ取り早そうだ

　逞しきインドのかあちゃん

寝床に根付く季節

デリーも朝晩は肌寒くなってきた。
空調なしだと室温２５℃くらい、朝の外気は２０℃を切る。

タオルケット一枚で過ごせた先月から一転、今は２枚重ねである。上掛けを用意するようになると朝ベッドから出るのが辛くなる。

日本に帰るとさらに辛い冬が待っているわけだが。

バクシー

年端も行かぬ少年が同じような年頃の娘に喜捨を乞うのを目撃した。
最初はいっしょに遊んでいるものとばかり思っていた。
同じような身なり、少年もはだしではない。

しかし、この手振りと懇願する目つきはバクシーのそれ以外のなにものでもなかった。

あいすくりん

ジェラートと呼ぶには程遠い
昔懐かしいざらついた舌触りが頭に浮かぶ。
せまい間口に腕を突っ込んでかき出したあいすくりん。

おっちゃんお食事中なのはまあ良いとして
その臭そうな足をそこに乗っけるのだけはよしてくれ。

手巻き寿司

今日は休日。しかし朝から大忙しである。
駐在任期のこり２ヶ月を切り、手持ち食材の放出を兼ね我家で手巻き寿司パーチーを企画したのだ。
午前中は部屋の片付けと掃除、午後は料理の手伝い。せっかくの寿司なので寿司飯の用意から刺身の解凍までサーバントに任せるわけにはいかないのであ～る。

５月のタイ出張時、タイ伊勢丹で調達してきた刺身とトンカツ肉。毎月決まった量を使うように分割して保管しているのだが、ちょっとづつダブついてくる。それらを寄せ集めての食材調達ではあるが、今回お客様は７名、総勢８名は我家の招待許容人数最大と見た。

本日のメニュー。
いそた担当は刺身（鮪、鯛、鮭、いか）、稲荷寿司、厚焼き玉子、引き割り納豆。
マリーさん担当はトンカツ、ヒレカツ、オクラとナスのフライ、鶉と野菜の揚げ包み、マカロニサラダ。
みごとな共同作業でなんとか準備完了だ。
みなさん、刺身ばっかり群がってないで野菜もちゃんと採りましょうね！

食後は庭に出て接近中の火星観望会を執り行った。接近中とはいえ小さな火星であるうえに火星で発生した砂嵐の影響とこの時間こちらに向いている場所の関係で始めての人たちには表面の模様はほとんど見えていないもよう。こんなときは土星や木星、せめて半月ほどの月があれば良かったが、あいにく日が悪く、おとなりの惑星の大きさだけ見てもらっただけでということで。
小学校２年のお嬢ちゃんの｢黄色くてきれいだった｣って感想だけでも見てもらった甲斐はあったなぁって思えます。

ムスリム

今年は回教徒のラマダン（断食月）がヒンドゥーのディワリと重なった年である。
イスラム暦もヒンドゥの暦も月の満ち欠けに基づく太陰暦のはずだが、イスラム暦は純粋なる太陰暦であり、新月から新月までが一ヶ月ということで一年はおよそ３５５日、ラマダン月も毎年どんどん早まってくる。
今日はラマダン明け、当地ではイドゥと言われているが正式にはId-ul-Fitr.約一ヶ月におよぶ断食あけの晴れ晴れしいお祝いの日なのである。
ムスリムは今日は休みであろうが大半のインド人は関係せず。出勤途上、わが居住区のはずれにある小さなモスクに白装束に包まれたムスリムが集まっていた。毎年ラマダン明けの翌朝の新聞にはタージマハルあたりに集合したムスリムのみっちり密集写真が載るのだが、さしずめそのミニチュア版である。

ラマダンが明け、喜びに満ち、気が大きくなっているムスリムにおそらくヒンドゥ教徒であろう物乞いが容赦なく喜捨を乞う。

突風

暑さ寒さも彼岸まで、デリーもディワリを終えて冬支度。
季節の変わり目は天候も不安定になるようでさしずめ春一番ならぬ秋一番。ディワリ明けの昨夜、デリー界隈はちょっとした荒天でかなりの風が吹いたらしい。通勤途上のNH８号線。いたるところで立体交差の工事中であるが、その工事フェンスがことごとく倒れていた。風向きの関係でグルガオン方面の道には通行車線側に倒れこんでいるものだからただでさえ渋滞する区間では車線が狭められてなを渋滞しているのだった。
さしずめコレステロールの溜まった血管、動脈硬化寸前といった様相であった。

冬支度

私が住むデリーではディワリも過ぎると暑さもすっかりどこかへ行き
短い秋を迎え冬へと移り変わっていく。
インドは一年中暑いという固定観念をお持ちの方には意外かもしれないが
ここデリーでは冬は氷こそ貼らないが息が白くなるほどに寒くなる。

我家には２つのバスタブがあるにはあるのだが、湯船にお湯を張るのが面倒で真冬もシャワーで通している。しかしインドの水道はサビがあったりカルシューム成分が多かったりで数ヶ月もするとシャワーヘッドの穴が詰まりご覧のような水量となってしまう。

ただでさえ寒い冬場のシャワー、せめてたっぷりの湯量がないと身体が温まらない。
２ヶ月に一度くらいはシャワーヘッドをはずし穴のお通じを良くしてやらなければならない。

貫通した穴は１０８つ。

シャワーヘッドの煩悩を断つことで最後の冬を乗り越えよう。しかし、年末年始は本帰国前であり、５日ほどホテルでの滞在が許される。湯船にお湯をなみなみと張ってゆっくりつかることができるのでこれはこれで楽しみである。