日本では暑さ寒さも彼岸までといって
秋の彼岸に入ればもう夏は終わりのはずである。
しかしここはデリー、そうは問屋が卸さない。
毎年9月末の土曜日に日本人学校を開放して
夏祭りが開かれる。
デリー日本人会青少年児童部の主催である。
デリー滞在3年目ではあるがいままで夏祭りは参加しなかった
しかし最後の夏祭り、とにかく参加しなければ駐在任期も終らない。
せっかくの祭りの今日は朝から一日雨であった。
天気がよければ校庭で出店とやぐらまわりの盆踊りなんだが
やむなく校舎の中での出店と体育館での盆踊り大会となった。
事前に配布されたプログラムには出店の内容と飲食物の価格がある。
5時からの開催に合わせ会社を早く切り上げて日本人学校へ潜入した。
目当ての第一は理科室。おもちゃ売り場だ。
デリー日本食材店の大和屋さんの出店である。
大和屋といえばアルカカットさん。
しっかり画像に納めさせていただいた。
ここでは手前のくねくねすねーくを2尾ゲッチュ。
デリー中心ではどんなにがんばっても買えない価格で手に入れた。
次なる標的はバス委員会による古本市。
どれもこれも一冊10ルピである。
しかし場所が分からず出遅れたのが失敗だった。
めぼしい本はすでにダッシュな若者にさらわれていた。
一冊欲しい本もあったが知人の奥さんもいたりして買うのがはばかられた。撃沈。
気を取り直して次は腹ごしらえである。
デリーが誇る日本の味、ホテルニッコーさくらの出店。
カツカレーが一皿150ルピである。
その他日本食レストランのたむらから海苔巻きやら
ヤキトリやら、各同好会からはたこ焼きやらおにぎりやら。
今夜の夕食のみならず、あすの朝食を調達する輩まであらわれる。
クーラーの効いた図書室ですっかり出来上がっているのは
な、なんと某社の駐在員ご一行様ではないか。
教育上よくないなぁ。
シャチョーもいっしょじゃしょうがないなぁ。
体育館では学童による盆踊りもあり、さらには
ロシアンスクール学童によるロシア踊りも
披露されたりした。
インドに居る事を忘れさせる一日であった。
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