張りぼて製作を見学したあとフラッツに帰りがてらドゥルガ・プージャを見て回った。
ダシャラのお祭りは女神ドゥルガを祀ることであって、それとラーマヤナの関係が
実はよく分からない。
地域でお金を出し合ったり、地区の有力者が寄付をしたり、ここぞとばかり競い合って
豪華なドゥルガ像を制作する。
今朝の新聞にもデリー界隈で飾られたドゥルガ像のコンテスト勝者の画像があった。
これらの受賞地区はそれはそれはすごい人だかりとなり見に行きたくとも遠慮して
ごくごく近場のこじんまりとした会場に連れて行ってもらった。
プージャ会場入り口はどこもこんな感じに飾られていてすぐ分かる。
昼間だから閑散としているが、夜はすごい人だかりらしい。大晦日に初詣にでかける勢いと同じである。
テントで覆われた中では祭壇にドゥルガ像が祭られたくさんのお供えものが置かれ僧侶がプージャをしている。女神ドゥルガはキレイなお顔に似合わずライオンを従えた戦いの女神なんだそうな。
デーヴィー・マハートミヤによればかつてインドラをはじめとする古い神々がアスラ軍から天界を追われその時応援を求められたシヴァら数々の神から産まれたのがドゥルガであり、アスラの王マヒシャを倒したということだ。
これらきれいに祀られたドゥルガ像も明日の最終日を終えるとガンガーに流される。
ここいらではガンガーの支流、ヤムナ川まで担いで行きすべてのドゥルガ像が流されるらしい。
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