じゃんく王デリーに住む

ギフト合戦

明日はデワリ。土曜日のテロのせいでこのお祭りのことは世界中に知れ渡ったようだ。
勤務先からもらったり、御近所に配るために買って来たギフトを抱え賑わうマーケットから家路をいそぐ娘たち。
バイクのタンクの上にも大事そうにギフトを抱えている。

かく言う私らも勤務先から毎年ギフトが配られる。
今年もナッツ。ピスタチオとカシューナッツの詰め合わせだ。
それぞれ２５０ｇだからなんとか消費できる量ではある。
しかし豪華なパッケージだ。実は入れ物の方が重かったりする。
総務に聞いたらこれで２５０ルピ、６００円ほどだ。

家に帰って夕食を食べていると大家さんところの若奥さんがやってきた。
毎年恒例のデワリギフトのお届けだ。気持ちはとてもうれしいが
毎度インド標準、我々日本人には荷が重い選択である。
ジャーン！今年は高級チョコレートセットだ。

昨年のガネーシャ木箱チョコとは趣がちがうぞ。
おしゃれな感じで期待が膨らむ。
おっと、ここで速攻お返しをせねば。
インドギフトにインドギフトのお返しでは芸がない。
昨年は急場しのぎで水羊羹とフルーツ缶詰セットを作ったが
今年はすでに調達済みなのだ。
８月の一時帰国で用意された最終兵器とは・・・。

ネットの上にも一年

いや、ハンモックの上で一年過ごしたというわけではない。

一年前の今日、このブログを始めた。
三年間の駐在任期の最後の一年を記録に留めるために
軽い気持ちで始めたものだった。

インドに居ると言うだけで毎日のネタには困らない。
しかし続けていくうちになにかスタイルのようなものも出来てきた。
なにより拙い表現をわざわざ見に来てくださる読者の方がいらっしゃる。
自分の表現に外を意識した令色も垣間見られるようになった。

基本は自己満足。あとでむふふと思い出し笑いできればいい。
余命を宣告された病人でもなく、棚ボタで海外に出たわけでもなく
せっかくだからとか、もったいないとか思わずに
自然体で残り２ヶ月続けられればいいと思っている。

読者の皆様、変らぬご支援をよろしくお願いいたします。

サロジニナガル

デリーの中心から南側に位置する
庶民のマーケット、サロジニナガル。
なんでも揃うが、欲しいものはあまり無い。
でも、ひとたび足を踏み入れれば
私は必ず道に迷う。

そんなサロジニナガルを含む少なくとも三箇所で
今日夕方、連続爆破事件がおきた。
TVのニュースでは女性や子供たちがたくさん
被害にあい、亡くなった方も多いと報道されている。

もっとも憎むべきテロ行為。何の罪も無い無辜の民が
なぜ軽々しく命を奪われなければならないのか。

裕福ではないにせよ、その日その日を精一杯に生きている。
亡くなった人々がそれも運命だと片付けられるような社会でだけは
あって欲しくないと切に願う。

子持ちバス

色とりどりのたまごを載せたバスが行く。

フェスティバルシーズンになると見受けられる
ボール売り元締めか行商の売り子が
インド各地へとボールを運ぶ。
移動と運搬手段が公共のバスなのである。

カラフルなたまごから子供たちの夢と笑顔が産れますように。

うれしいしらせ

ウェブログを公開していると、どんな方に見ていただいているかということが
気になると言えばまさにそうである。

ブログペットなる閲覧者を特定できるツールもあるようだが
私はこのTypePadにあるアクセス解析で十分である。
直接読者を特定は出来ないが、経由地や検索ワードはわかるのでそれはそれで新しい発見があったりする。

今夜なにげなく覗いたアクセス解析で目新しいＵＲＬが眼に留まった。
インドにはたぶん縁もゆかりも無い方が弊ブログを紹介して下さっていた。
カテゴリーは｢気になるブログ｣。

亜種

トッピング族観察がマイブームなきょうこのごろ。

新たなる新種発見。
トッピング族の生態を追っているいそた博士によれば
長年の進化（退化）の過程で頭部、胴部が縮まってしまったものか冬中夏草のごとく地中で修行をしていたサドゥから草が生えてしまったものと推測されている。

博士によれば今後も生態を継続観察していくとのことだが
できれば生け捕りにしてより詳しい観察を試みたいとのことだ。

トッピング族

インドの女性陣は頭を使う。いやいやイワンのバカの話ではない。
頭の上に荷物を器用に乗っけて移動する。
先日の草刈おばちゃんだけでなくいたるところで散見される。

車で移動中、遠くから異様に目立つ集団を発見。
白いビニール体を乗っけるおばちゃんが目立っていたが
写真にとってみればなんとほとんどの女性がなにかしら乗っけている。
しかも二人は赤ん坊を抱っこして両手離しではないか。
なにか異星人の星にたどり着いたみたいだ。

ごあいさつ

日曜日の昼間、まったりとくつろいでいるとベルが鳴る。
ドアを開けてみればチョキダル(門番)が紙袋を持って立っている。
彼はヒンディしか喋れないが、どうやら誰かが持ってきたらしい。
心当たりはないしちょっと見てみると宝石やの挨拶らしい。
宝石やには縁も取引もないからお二階さん（日本人家族）の間違いじゃないの
って英語で言ってみたらいったん引き下がるも、再びあらわれたチョキちゃん
なんと同じ袋を今度は二つ持ってきた。どうやらお二階さんの分もあるようだ。
サーバントのマリーさんは教会にお出かけ中で訳分からぬままとりあえず預かった。

色とりどりの宝石の粉で彩色された宝石画である。
コンノートプレースにあるジュエリーショップの御挨拶なんだろう。
きっと日本人はいいお得意さんが多いので釣りえとしてくれたのだろう。

教会から戻ってきたマリーさん、チョキダルから事情を聞いて
一袋はお二階さんへと引き取っていってくれた。

リンク

前輪の無いリキシャトラックが総数２０台以上。
なぜにここまでつなげて運ぶ必要があるのか。
ギネスにでも挑戦しているのか。

画像に納められなかったが、先頭はいったい誰が引っ張るのだろう。

おやつ

　　　　　ちょっとお腹空いたわね。
　　　　　ここでタマゴサンド食べてかない？
　　　　　
家路につくワーラーで混雑するオールドグルガオン国道商店街。
奥の政府公認飲み屋の看板が泣かせるねぇ。